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もしそれが、2010年、当たり年のシャトー・マルゴーだったなら

シャトー・マルゴーは2010年が当たり年と言われています。このように高評価を得たものは、平均的な出来のものの二倍から三倍の価格で取引さ れるそうですね。だからこんなにも高価なのか、と納得しました。
日本でこのワインの名が知れたのは、渡辺淳一氏の小説に、登場してからだと言われているようですね。『失楽園』は私も読んだことがあります。ただ、その最後で出てきたと言われても、残念ながらシャトー・マルゴーの名称は記憶にありませんでした。当時はお酒にそれほど興味がなかったので、さらりと流してしまったのでしょう。ただ毒の入ったワイン、ということだけは覚えています。
もちろんこの作品が書かれたのはかなり昔ですから、それが、当たり年である2010年のものであるはずはありません。しかし想像というのは膨らむもので、もし彼らが最期に口にするものとして、この赤く香り高い、2010年、当たり年のシャトー・ マルゴーだったらと思えば、妖艶さも増す気がします。
さて、実際の話に戻りますが、インターネットで検索すると、こちらはまだ販売されているサイトを見つけることができます。と、いうことは、私達でも手に入れることは可能なわけです。ただよほどのおめでたいことがなければ、ちょっと躊躇ってしまう価格ではありますね。かつてはフランス王宮に住まう紳士・淑女をも魅了したと言われるシャトー・マルゴー、その最高レベルの品質を誇る、当たり年2010年もの。興味は尽きることがありません。