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【国鉄(JR)職員から俳優への転職…田中要次の波乱の人生について】

現在、個性派俳優として活躍している、田中要次は、かつて、国鉄~JRの職員として勤務していました。
田中要次は、その国鉄~JR職員という安定した職業を擲って、俳優という職業に転職したわけですが、
その決断をする際には、かなりの覚悟を要したのではないかと思われます。
しかも、並の転職ではなく、一生安泰なJR職員から、売れるという保証も無い、俳優という、
社会的身分も180度違う職業へと転職するわけですから…。
実は、最近その田中要次が出演していたドラマで、非常に印象的な場面が有りました。
それは、NHK-BSで放送されていた、『ふれなばおちん』というドラマだったのですが、
長谷川京子が演じる平凡な主婦が、夫と同じ会社に勤めている、若い男性の派遣社員(成田凌)と恋に落ちてしまうという、
言わば、主婦の不倫の恋を描いた作品でした。
若手俳優の成田凌が演じるのは、昼間は派遣社員で、夜は劇団で舞台俳優をやっているという、
役者で成功する事を夢見て、二足のわらじを履いているという若者ですが、 
ひょんな事から、職場の上司の奥さんと恋に落ちてしまい、その関係に苦悩する事となります。
ある日、そんな彼の前に、彼と旧知の仲だった、田中要次演じる、テレビ局のプロデューサーが現れます。
そして、そのプロデューサーは、若き舞台俳優に、こう言い放ちました。
「昼間は派遣社員で、夜は舞台俳優ね。そんな中途半端な事じゃ、役者になんてなれないよ。君は、自分で人生に逃げ道を作っているね」と。
この言葉に、成田凌演じる若手俳優は気色ばみますが、確かに、その時の彼は、上司の奥さんとの関係も中途半端で、役者としても、宙ぶらりんの状態だったのです。
そして、そのプロデューサーの言葉を、JR職員という安定した立場を捨て、退路を断って俳優に転職した田中要次が言ったのですから、とてもリアリティーが有りました。
ドラマでは、長谷川京子演じる主婦と、成田凌演じる若手俳優の関係は、この後どうなって行くのかは、見ていないという方のために伏せておきますが、
夢を追うために、退路を断ってから転職するか、それとも夢を諦め、安定した生活を選ぶのかは、
役者を夢見る人達にとっては、永遠のテーマだと言えるかもしれませんね。